体ポカポカ!冷え性改善に◎なドライフルーツ
しょうが

しょうがってどんな野菜?

しょうがはショウガ科ショウガ属というグルーブの野菜で、あのゴツゴツした部分はしょうがの根茎なの。 英語ではジンジャーといって、ピリッとした刺激がすっきり爽やかなジンジャーエールでおなじみよね。 しょうがはインドやマレーシアなどアジア南部の原産で、ずっと昔の狩りをして暮らしていたころから医薬品や防腐剤として使われていたみたい。 今では広く世界中で調味料や香辛料として使われているわね。 日本には3世紀頃、中国から伝わったんだけど、はじめは薬用として栽培されていて、食用とされるようになったのは江戸時代になってからなんですって。
日本で栽培されているしょうがは、大きさで3つに分けられているって知ってる? 野菜売り場でよく見るのは大生姜、辛味が強めで漬け物や加工品にされるのは中生姜、一番辛くて、葉生姜やはじかみなどにされるのは小生姜という種類なの。 収穫したての白っぽくてやわらかいものは新生姜、収穫後、数か月貯蔵されてから出荷される濃い黄色のものはひね生姜ともいうわね。
しょうがの辛味のもとになっているジンゲロールは、免疫力を高める働きや殺菌作用があるから、風邪の予防や、ひきはじめののどの痛みに効果的☆ しょうがにはほかにも、ジンギベレンやシトラールなどの香りの成分が含まれていて、含まれてい肉や魚のにおいをおさえくれるから、毎日の料理に欠かせないわ。

しょうがのドライフルーツはこんな感じ!

最近よく店頭でみかけるようになったドライしょうがは、しょうがを厚めにスライスして砂糖に漬けてから乾燥させたものと、薄くスライスして砂糖を加えずカリカリに乾燥させたものがあるわ。 砂糖漬けのものは表面にも砂糖がまぶされているけど、噛むとあのピリッとしたしょうがの辛味が…! でも、その辛味がクセになるのよねー♪ 砂糖を加えていないものは料理にオススメ。日持ちがするのでいつでも使えるし、スライスしてあるので量の調節もカンタンよ。 ドライしょうがは辛くてニガテ、という方には、ホットジンジャーティーがオススメ。 紅茶にドライしょうがを入れるだけ。お好みでハチミツを入れてね。 小さく刻んだドライしょうがを入れたクッキーやマフィンは、さっぱりしていてオトナ味のスイーツよ☆

しょうがのドライフルーツはココがすごい!

生のしょうがを加熱・乾燥させたドライしょうがには、ジンゲロールから変化したショウガオールとジンゲロンという辛味成分がたっぷり。 血行を良くする働きがあるジンゲロールだけど、発汗作用も活発にして熱を下げてしまうから、冷え性の改善には効果がないといわれているわ。 でも、ドライしょうがに含まれているショウガオールは、胃腸など体内の深部の血行を良くして体の中から温めてくれるから、ぽかぽかの状態が長く続いて冷え性の改善に効果あり☆ 体温が上がると新陳代謝が活発になって脂肪が燃焼しやすい体になるから、ダイエット効果も期待できちゃう。 ショウガオールとジンゲロンの抗酸化作用で、アンチエイジングもバッチリよ♪

ドライしょうがを食べながら、キレイになるコツ!

POINT 1
1日に食べる量の目安は20g
砂糖漬けのドライしょうがのカロリーは100gあたり390kcalも。 刺激も強いので食べ過ぎはNG(>_<) 砂糖漬けのものは1日20g、砂糖不使用のものは1日10gを目安にしてね。
POINT 2
ドライしょうがで「体ぽかぽかメニュー」
いつものスープや鍋に、砂糖不使用のドライしょうがを入れてみて。 すっきりした香りで食が進むから、食欲が落ちたり、オフィスの冷房で体が冷えたりしがちな夏にもオススメよ♪
POINT 3
ドライしょうがで「腸活」!
腸のむくみ改善にイイ!と話題のしょうがココア。ココアパウダーと砂糖漬けのドライしょうがを入れたカップにお湯を注いで混ぜるだけ。 苦み&辛み&甘みの複雑な味わいがクセになりそう☆