漢方でもおなじみ!免疫力アップのドライフルーツ
きんかん

きんかんってどんなフルーツ?

きんかんは、ミカン科キンカン属っていうグルーブに属する果物。 原産地は中国で、日本には鎌倉時代末から室町時代初期に伝わったみたい。 きんかんはよく庭木として栽培されているけれど、実が30~40gにもなるチョウジュキンカンや実が1g程度のマメキンカンは、酸味が強くて食用には不向きな観賞用の品種。 生食用としてよく売られているのはネイハキンカンという種類よ。 果皮が薄くて甘いから、生でも丸ごと食べられちゃうわ☆ きんかんが多く栽培されているのは、九州地方や和歌山県などの暖かい地域。 なかでも宮崎県では国内の約7割が生産されているんだって。
きんかんを刻んで乾燥させたものは「金橘(きんきつ)」という生薬になるの。 日本でも昔から風邪やのどが痛いときに、きんかんの砂糖漬けを食べたりするけれど、中国でも「風邪が流行ればきんかんが売れる」といわれているんですって。 オトナにはきんかん酒もオススメよ。 きんかんに含まれるビタミンCやクエン酸がアルコールにしっかり溶けこんで、疲労回復にとっても効果があるの。 就寝前におちょこ1杯くらい飲むのが適量。オイシイから飲み過ぎに注意してね☆

きんかんのドライフルーツはこんな感じ!

ドライきんかんは、丸ごとシロップにつけて乾燥させた、しっとりした食感のものが多いけど輪切りにしてパリパリに乾燥させたものもあるわ。 どちらも皮も種も食べられるから、きんかんの栄養を全部いただけちゃうわね。 ショップによって、食感も甘さとほろ苦さのバランスもいろいろだから、食べ比べてお好みのものを見つけてみて♪

きんかんのドライフルーツはココがすごい!

きんかんには、生活習慣病予防や骨粗しょう症予防に効果があるβクリプトキサンチンや毛細血管を強くする作用や抗酸化作用があるヘスペリジンというポリフェノール、腸内環境を整えてくれるペクチンという食物繊維がたっぷり含まれていて、美容と健康のためにも毎日食べたいフルーツなの。 旬の冬以外にフレッシュなきんかんを手に入れるのはなかなか大変だけど、いつでもお店に並んでいるドライきんかんなら、毎日のメニューに手軽に取り入れられるわね☆

ドライきんかんを食べながら、キレイになるコツ!

POINT 1
1日1個か2個を目安に
砂糖漬けのドライきんかんのカロリーは100gあたり323kcal。 栄養たっぷりのドライきんかんだけど、食べ過ぎはやっぱりNGよ(>_<)
POINT 2
きんかん茶でティータイム♪
季節の変わり目にきんかん茶はいかが? 作り方はとってもカンタン。ドライきんかんを入れたカップにお湯を注いで、フタをして5分ほど蒸らすだけ。 毎日のティータイムで免疫力をあげちゃいましょ♪
POINT 3
ドライきんかんのヨーグルト漬け
ドライきんかんを刻んでヨーグルトのトッピングにするのもオススメだけど、粒のままヨーグルトに漬けこんで、冷蔵庫で一晩おいてみて。 ヨーグルトの水分でシロップ漬けのようなプルンプルンの食感で、朝食にもおやつにもピッタリのデザートに☆