ポリフェノールたっぷりのスーパードライフルーツ
クランベリー

クランベリーってどんなフルーツ?

クランベリーは、ツツジ科スノキ属というグループの果物で、原産はアメリカ北部。 クランベリーはつる性の植物で、木の高さは10~20cm、地面を這うようにして育つの。 実の中に4つの空洞があるのも特徴ね。 この2つの特徴をうまく使った「ウェットハーベスティング」という収穫方法がとってもユニーク。 畑に木がつかるくらいまで水を張って、水面に浮かんだ実を機械で一気に収穫するんですって。 水に浮かんだクランベリーの実で一面真っ赤に染まる景観は圧巻で、アメリカやカナダの産地ではクランベリーの収穫のようすを見学できるツアーやお祭りが開かれているくらいよ。
クランベリーは、日本ではりんごやみかんほどなじみのあるフルーツではないけれど、アメリカではブルーベリー、コンコードっていうぶどうとならんで、北米原産の三大フルーツに数えられるくらいメジャーなの。 アメリカでは昔から万能薬として使われていたくらい薬効が高いフルーツで、ビタミンやミネラルはもちろん、抗酸化作用が高いポリフェノールなどの機能性成分がたっぷり含まれているわ。 美肌効果があるから毎日食べたいフルーツだけど、あの丸くて赤いカワイイ果実はじつはとても酸っぱくて、生食には不向き(>_<) アメリカでは生の果実を肉料理のソースにしたりするけれど、日本ではジュースやジャム、ドライフルーツなどの加工品がおなじみね。

クランベリーのドライフルーツはこんな感じ!

砂糖漬けの果実を干したドライクランベリーは、ほどよい酸味とさっぱりした甘さがクセになる美味しさ。 もちろん砂糖不使用のものもあるから、カロリーが気になる方はそちらを選ぶといいわね。 小粒なので、ヨーグルトやシリアルのトッピングにも、マフィンやクッキー、パンの材料にもそのまま使えてとっても便利。

クランベリーのドライフルーツはココがすごい!

クランベリーには、抗菌力が高いプロアントシアニジンや、尿を酸性にする働きがあるキナ酸など、機能性成分が盛りだくさん。 プロアントシアニジンは、腎臓の働きを活発にしてむくみを解消したり、口内で菌が付着するのを防いで歯周病や口臭を予防してくれたりするの。 キナ酸といっしょに膀胱炎などの尿路感染症も予防してくれるんだって。 ほかにもポリフェノールの一種でシミやシワを防ぐ効果があるアントシアニンや、腸内環境を整えてくれる食物繊維など、お役立ち成分がたっぷり凝縮されたドライクランベリーは、毎日食べたいスーパーフードなの!

ドライクランベリーを食べながら、キレイになるコツ!

POINT 1
1日の摂取量は大さじ2~3杯
ドライクランベリーは栄養の宝庫だけど、100gあたりのカロリーは323kcalも。 ダイエット中でなくても食べ過ぎはNG(>_<) 1日に食べる量は大さじ2~3杯を目安にしてね。
POINT 2
意外に合う!クランベリーと緑茶
生活習慣病の予防にイイと評判のクランベリーティー。 お湯や紅茶の代わりに緑茶を注いでみて。 一味ちがった風味が楽しめるわよ♪
POINT 3
ヨーグルトと一緒に
乳酸菌やビフィズス菌が豊富なヨーグルトと食物繊維が豊富なクランベリーは、便秘に悩んでいる方におすすめの組み合わせ。 いつものヨーグルトもドライクランベリーのトッピングで、おなかスッキリパワーがアップ!!