みかんってどんなフルーツ？

みかんは、ミカン科ミカン属っていうグルーブに属する果物。 日本で「みかん」といえば、「温州みかん」のことね。 日本を代表する果物だけど、歴史は意外に浅くて、江戸時代の初めに中国から伝わった柑橘類から偶然生まれた品種らしいの。 明治時代まで九州地方だけで栽培されていたけれど、その後各地に広まって、今は和歌山県、愛媛県、静岡県の3県で全国の約5割を生産しているわ。 最近は生産量が減っているけれど、冬には欠かせないフルーツよね。

冬にみかんを食べるのは、栄養的にもオススメなことなの。 みかんに含まれているビタミンCが免疫力を高めてくれるから、風邪の予防に効果アリ。 皮も栄養がたっぷりで、乾燥させたみかんの皮は「陳皮」といって、昔から漢方薬として使われているくらい。 血流を良くして体を温める、胃腸の機能を高める、咳をしずめるなど、たくさんの効能があるんだって。 食べ終わったみかんの皮をよーく天日干しして、布の袋（洗濯ネットでもＯＫ！）に入れてお風呂に浮かべれば、リラックス＆美肌効果のあるみかん湯のできあがり♪体もぽかぽかになるから、寒い冬にピッタリ☆ みかんは丸ごと全部、美容と健康のためになるフルーツなのよ！

日本特産のみかんを原料にしているから、ドライみかんのほとんどは国内産。 やっぱり、みかんの産地である和歌山県や愛媛県、静岡県産のものが多いわね。 ドライみかんは、実を1房ずつ分けて干したもの、薄く輪切りにしてパリパリになるまで干したもの、皮をむいた実を丸ごと干したものなど種類もいろいろ。 砂糖漬けのものはしっとりしていてボリュームがあるし、甘みもしっかりあるから、食べ応え満点のスイーツだし、砂糖不使用のものはちょっと固めだけど、よーく噛むと自然な甘みが口いっぱいに広がって後味はさっぱり。お好みのものを選んでみて♪

みかんの色の素は、βクリプトキサンチンという色素。この色素は、生活習慣病の予防や骨粗しょう症の予防に効果があるといわれていて、しかも、お肌のハリと潤いに欠かせないヒアルロン酸を増やす働きもあるらしいの☆ みかんは、このβクリプトキサンチンを一番多く含んでいるフルーツなのよ。 夏にはなかなか手に入りにくいみかんだけど、ドライみかんならいつでも手軽に食べることができるわ。ドライみかんで美肌を手に入れちゃおう♪