クエン酸たっぷり♪疲れや美肌に◎なドライフルーツ
パイナップル
パイナップルってどんなフルーツ?
パイナップルは、パイナップル科アナナス属っていうグループの果物よ。
原産は南アメリカの熱帯・亜熱帯地域で、日本ではおもに沖縄で生産されているわ。
日本に初めてパイナップルが伝来したのは江戸時代。
小笠原諸島の父島や、南西諸島の石垣島で植えられていたみたい。
1930年頃に台湾からスイートカイエン種っていう品種が導入されて、沖縄で本格的に栽培されるようになったのよ。
「パイナップル」という名前は、形が松かさ(pine)みたいで、
酸味のある甘さがりんご(apple)に似ているところから付けられたんですって。
ピッタリのネーミングよね♪
甘みと酸味のバランスが絶妙で、ジューシーなパイナップルは、栄養もたっぷり!
食物繊維やビタミン類、カリウムや亜鉛などのミネラルが豊富なの。
それに、タンパク質を分解して消化をたすけてくれるプロメリンっていう酵素もあるのよ。
プロメリンは熱に弱いから、お肉をやわらかくしたいときは
パイナップルのピューレを加えたタレに漬け込むのがオススメ。
パイナップルのデザートをお肉料理のあとに食べるのもいいわね☆
パイナップルのドライフルーツはこんな感じ!
ドライパイナップルにはいろいろな種類があるの。
そのまま乾燥させたものは、うすーくスライスされているからパリッとしていて、
噛みしめるとパイナップルの自然な甘みがじんわりと広がるわ。
砂糖に漬けていないから、もちろん低カロリー☆
砂糖漬けにしたものは、しっとりしたソフトな食感が楽しめたり、
かみごたえのあるしっかりした食感が楽しめたり、メーカーによってさまざま。
カットのしかたもいろいろだから、そのまま食べたいときは大きくカットされたもの、
お菓子の材料にするときはダイスカットのもの、など使い分けてみてね。
パイナップルのドライフルーツはココがすごい!
生のパイナップルを食べたとき、舌がピリピリしたり、口の中がチクチク痛かったりすることある?
これはプロメリンっていう酵素のせい。
タンパク質を分解してお肉をやわらかくしてくれるのはいいんだけど、
舌や口の中をおおっているタンパク質もとかしちゃうの。
粘膜がむき出しになるから、酸味や刺激に敏感になって痛みとして感じるってワケ(TOT)
でも、この酵素は熱に弱くて、60度以上になるとタンパク質を分解する効果がなくなるの。
熱風で乾燥されたドライパイナップルなら、酵素の力が弱まっているから、
生のパイナップルがニガテな人でも大丈夫!
生のパイナップルを乾燥させて作るドライパイナップルは、水分ぬけてかさが小さくなっている分、
栄養がぎゅっと凝縮されているの。
とくにパイナップルの酸味のもとになっているクエン酸は、エネルギーをつくるのにとても大切な物質。
代謝を活発にしてくれるから疲労回復に効果があるといわれているのよ。
ナトリウムなどのミネラルを吸収しやすくしてくれるから、熱中症予防にもイイんだって。
でも一度にたくさん摂っても時間がたつと体外に排出されちゃうから、
少しずつ、毎日続けて摂る必要があるの。
ドライパイナップルなら、皮をむいたり切ったりする必要がないから、
いつでも手軽に食べられるわね☆
ドライパイナップルを食べながら、キレイになるコツ!
POINT 1
疲れたときに1切れ
ドライパイナップルのたっぷりのクエン酸や糖質、ビタミンB1が、新陳代謝を活発にして疲労回復を早めてくれるの。
スポーツのあとや夏バテで食欲が落ちたときなどにオススメよ☆
POINT 2
1日分を小袋に分けて
砂糖漬けのドライパイナップルのカロリーは、100gで365kcalとやや高め。
ほどよい酸味と甘さで、ついつい手がのびちゃうけど、食べ過ぎはダイエットに逆効果(^_^;)30gずつ小袋に分けておけば、食べ過ぎ防止になるわ。
POINT 3
ヨーグルト漬けでアレンジ!
大ブームの「ドライフルーツのヨーグルト漬け」。もちろんドライパイナップルでも美味しくできるわよ。
ヨーグルトの水分でパイナップルの食感が変わるし、ヨーグルトにもパイナップルの風味がうつって爽やかな美味しさに。せひ試してみて!