ミネラルたっぷり!皮ごと食べたいドライフルーツ
オレンジ

オレンジってどんなフルーツ?

オレンジはミカン科ミカン属というグループの果物で、インドのアッサム地方が原産。 インドから中国に伝わって、15~16世紀にポルトガル人に種が運ばれて地中海沿岸に広まったんだって。 オレンジには、ネーブルオレンジでおなじみのスイートオレンジ、酸味が強くて生食には向かないサワーオレンジ、日本の温州みかんの仲間のマンダリンの3つの種類があって、 スイートオレンジはさらに、バレンシアオレンジなどの普通オレンジ、ヘタの反対側にへそ(ネーブル)があるネーブルオレンジ、果肉が赤いブラッドオレンジに分けられるの。 サワーオレンジの1つであるダイダイは、「代々」栄える、に通じることから、日本で縁起が良いとされる果物。お正月飾りに使われているわよね。 ダイダイは酸っぱくて食べられないけど、果汁はポン酢として利用されているの。 ちなみに「ポン酢」は、オランダ語で「柑橘類の果汁」という意味の「ポンス」の当て字なんだって!
日本にオレンジが伝わったのは明治時代。 バレンシアオレンジは日本の気候に合わなかったみたいだけど、ネーブルオレンジは広島県や静岡県、和歌山県で栽培されているわ。 生で食べてもジュースやママレードにしても美味しいオレンジは、栄養もたっぷり! 100g中60mgも含まれているビタミンCは、美容効果がバツグン。 シミやそばかすの原因となるメラニン色素の沈着を抑えたり、お肌のハリやツヤに大切なコラーゲンの生成をたすけたりしてくれるんだって。 オレンジは、キレイなお肌づくりに欠かせないフルーツね☆

オレンジのドライフルーツはこんな感じ!

ドライオレンジは、実を1房ずつ干したもの、皮ごと薄く輪切りにしたもの、皮だけを細切りにしたものなど見た目はいろいろ。 皮つきのものはほんのり苦みがあるの。 砂糖漬けのものは甘みが強くて、しっとりした食感。肉厚で食べごたえのあるものが多いわね。 砂糖不使用のものは自然な甘さで、さっくりした食感。何より低カロリーなのが魅力だわ。 最近は国産のドライオレンジも豊富なので、お好みのものを探してみて♪

オレンジのドライフルーツはココがすごい!

オレンジの果皮やじょうのう(房の袋のことよ)、白いすじにはヘスペリジンというポリフェノールが含まれていて、毛細血管を強化して血流を改善してくれるの。 オレンジ色のもとになっているβクリプトキサンチンという色素は生活習慣病の予防や骨粗しょう症の予防に効果があるといわれているし、ペクチンという食物繊維は腸内環境を整えて便秘を改善してくれるわ。 オレンジの果皮にはこういうスゴイ成分がたっぷり含まれているけど、固くて苦いから生では食べにくいわよね(>_<) でもドライオレンジなら、果皮もやわらかく苦みも抑えられていて、丸ごと全部食べられるの。 オレンジの栄養をのがしたくない方は、皮つきのドライオレンジを選んで!

ドライオレンジを食べながら、キレイになるコツ!

POINT 1
1日の摂取量は80kcalを目安に
美味しくて栄養たっぷりのドライオレンジ。 でも100gあたりのカロリーは348kcalだから、食べ過ぎはやっぱりNG(>_<) 1日に食べる量は20~30gを目安にして、とくにカロリーが気になる方は砂糖不使用のものを選ぶといいかも。
POINT 2
ドライオレンジのヨーグルト漬け
プレーンヨーグルト(コレ大事!)に房やピールタイプのドライオレンジを漬けこんで冷蔵庫で一晩置くだけ。 ヨーグルトの水分でドライオレンジはぷるぷるに、ヨーグルトもオレンジ風味になって、リッチなデザートに大変身よ☆
POINT 3
ドライオレンジでフルーツティーに
ハーブティーにダイスカットのドライオレンジを加えたり、紅茶に輪切りのドライオレンジを浮かべるだけで、オレンジの香り高いフルーツティーに。 オレンジの香り成分リモネンのリラックス効果で癒やしのティータイムを♪