プルーンってどんなフルーツ？

プルーンはバラ科サクラ属というグループに属している果物で、日本では西洋すももともいうわ。 同じグループの日本すももはプラムって呼ばれているわね。 プルーンというとドライフルーツのイメージが強いけど、生食用の品種もあって、甘酸っぱくて濃厚な果肉が楽しめるの。 お店で売っている生のプルーンは、実にパリッと張りがあって白い粉が付いているわよね。 この白い粉は「ブルーム」といって新鮮な果実である証拠なんだけど、その状態でプルーンを食べると、まだ実が固くて酸味も強いの。 プルーンの食べ頃は、実の表面がシワシワになってから。 買ってからしばらく涼しい場所で保管しておいてね。実にシワがよったら完熟したサインよ。 ちょっと心配な見た目になるけど、酸味が抜けて、ねっとり濃厚な甘みを楽しむことができるわ♪

プルーンといえば、栄養価の高いフルーツの代名詞ね。 余分な塩分を排出して高血圧を予防してくれるカリウムや貧血予防に効果的な鉄分が豊富なの。 あの紫色の果皮には抗酸化作用があるアントシアニンという色素も含まれているから、美容と健康のために、欠かさず食べたいフルーツよ☆

店頭に並んでいるドライプルーンはカリフォルニア産のものが多いわ。 種ありのプルーンは、一番美味しい種のまわりの果肉が味わえて、肉厚の果肉が食べごたえバツグン！ 種なしのプルーンは、何といっても食べやすいのが魅力で、小さいお子様にもオススメ。 ドライプルーンは、もっちりしたやわらかい果肉とねっとりした甘みで、そのまま食べるだけでなく、料理やデザートにもよく使われる人気のドライフルーツなの。

栄養たっぷりのプルーンを乾燥させたドライプルーンは、 栄養素がぎゅっと凝縮されて、さらに栄養価アップ！ 100gあたりの鉄分は5倍、カリウムは4倍に、ほかにも骨や歯をつくるカルシウム、筋肉の働きや血圧を正常にするマグネシウムが約6倍になっているわ。 ドライプルーンは、腸内環境を整えてくれる食物繊維も豊富。 食物繊維には、腸内の善玉菌を増やしてお腹の調子を整えてくれる水溶性の食物繊維と、便のかさを増やしてお通じを良くしてくれる不水溶性の食物繊維があるんだけど、ドライプルーンにはその両方が含まれているの。 ドライプルーンを食べて、美容と健康の悩みを改善しましょ♪